宗賀小学校・旭町小学校
2018年11月16日(金)
レポート 松本仁志
この日の中信地区は曇り空ではありましたが、むしろ絶好の将棋日和だったのかもしれません。
今回は石川陽生七段、小林宏七段、横山泰明六段、田中悠一五段、そして小田切葉月普及指導員が来訪してくださいました。
早速、土屋副支部長と私の車で、宗賀小学校に向かいます。
宗賀小では、まず長い休み時間を使って、学校中の将棋が指せる児童と交流が出来ました。
サインを求める子供たちに先生方はニコニコと優しく対応してくれました。
最初の授業は三年生です。
山下教頭が赴任して毎回行われていますが、将棋の授業はいつも大人気のようです。
子供たちから、その楽しみにしていた気持ちが、ありありと伝わってきます。
棋士の紹介、模範対局、指導と初心者への説明を行いました。
時にははしゃぐように、でも真剣に聴く場面では、静まり返って真剣に、とても集中力のある子供たちでした。
それにしても、小田切先生は凄かったです。
駒の動かし方の説明で、誰一人として飽きさせなかったのは感動しました。
見ていた私も引き込まれました。
(塩尻支部 土屋副支部長)
説明が終わって我先に将棋盤に向かう子供たちの勢いは凄かったです。
最後に子供たちからもらった感想も「楽しかった」「またプロと指してみたい」など嬉しいものばかりでした。
さて、ここで私と石川七段、小林七段は次の学校に移動です。
次はどんな児童と出会えるか楽しみに向かいました。
※当日の小田切葉月先生のTwitterです。給食おいしそう!
さぁ、宗賀小学校を後にして、まずは腹ごしらえです。
残った先生方は美味しいナポリタンの給食だったそうです。
私たちは近くの「鮮波亭」というところで海鮮の定食をいただきました。
なので給食は羨ましくなかった・・・です。
旭町小からは塩尻支部の黒岩さんが合流してくださいました。
黒岩さんとは以前、長沢千和子女流四段に呼ばれて来たことがある学校です。
(上の写真は一時限目)
授業は三年生二学級を一時限ずつ二時限でした。
旭町小の子供たちは、特に元気がよかったです。
始まりの挨拶や受け答えも積極的に手を上げてくれました。
でも、そんな子供たちでも、ベテランの先生方が模範対局を見せると、息を飲んで静かに見守っています。
始まった時は落ち着いて見てもらえるか心配になりましたが、とっても集中力があって安心しました。
(小林先生、かっこいいなあ)
二時限目
将棋の魅力、プロの魅力、色々とあると思いますが、やっぱり子供のなにかを吸収しようとする力が一番凄いんだなと感じました。
今回も、この学校訪問を通して、改めて気持ちを入れ換える転機になりました。
好奇心て大切ですね。
最後にプロの先生方始め、呼んでくださった学校の先生方、ご協力いただいた皆様、今年も本当にありがとうございました。
きっと、また来年もあると思いますが、その時はよろしくお願いします。